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教育プログラム改革

COC+大学(滋賀県立大学)における教育プログラムの改革

近江楽士(地域学)副専攻の充実

COC+大学である滋賀県立大学では、教育カリキュラムの改革として、平成28年度近江楽士(地域学)副専攻に「ソーシャル・アントレプレナーコース」を新たに設置しました。

これは、各学科の主専攻に所属しながら履修することができる全学共通の副課程であり、学生は、地域基礎科目を通して培った基礎的な知識・能力をさらに向上させて、「コミュニケーション力」「構想力」「実践力」からなる「変革力」を身につけることができます。

具体的には平成28年度後期に「地域社会と女性キャリア創生」、「経営学序論」の2講座を新規開講し、平成29年度前期に「地域中小企業講座」を新たに開講しました。新設コースでは、いずれも第一線で活躍されている地元企業経営者や起業家、リーダー等をお招きしています。「キャリア形成と社会のあり方」や経営理念や戦略、ビジョンといった実践の話題を通して、社会や企業活動の有り様、意義について考える場を提供しています。

講義は座学に加え、意見交換やワークショップ、経営シミュレーション、ケースメソッドなど、アクティブ・ラーニングを多く取り入れています。

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中期インターンシップの導入

新卒採用の約3割が3年以内に離職するということが大きな社会問題となっています。原因として考えられるのが、「自分が思い描いていた会社ではなかった」という言葉に集約されるようです。

COC+事業では、学生が仕事の内容をより深く知る機会を提供する中期インターンシップを推進することとしており、平成28年度は、年度目標を上回る数の学生が事業協働機関の企業における中期インターンシップに参加しています。さらに、今後に向けて受け入れ企業数十社を新たに開拓しました。今後も、事業協働機関や企業等と連携し、さらに学生が県内企業を深く知る機会を創出するとともに、その地元定着を促進します。

COC+参加校における教育プログラムの改革

地元志向教育科目の充実

COC+参加校においては、滋賀県立大学の地域教育プログラムの成果を取り入れながら、それぞれが特色ある地元志向教育を展開しています。これらの教育プログラム改革は、「近江地域共育委員会」に設置の「6大学連携部会」等において、COC+参加校間の連携を図りつつ取り組んでおり、この結果、COC+参加校に於ける地域志向教育科目は大幅に増加しています。

具体的な取組みとしては、滋賀県立大学の地域基礎教育必須科目「地域共生論」のシラバスを一部共有化した科目の実施や、地域基礎科目「地域コミュニケーション論」の滋賀県立大学との合同実施に取り組んでいます。また、参加各校の特色を踏まえた地域志向・地元志向を強化した科目(キャリア教育科目を含む)を実施しています。

学生の自主活動「近江楽座」の拡がり

滋賀県立大学では、平成16年度より、学生による自発的な地域貢献活動「近江楽座」を実施し、地域の再生・活性化に取り組んでいます。取組により、学生がコミュニケーション力や課題解決力を高め、滋賀への愛着を深めることで、有為な人材の地元定着を目指しています。

COC+事業では、COC+参加校において、各大学の特性を踏まえ、アレンジした上で、それぞれ独自の近江楽座活動を展開しています。

学生が学内だけでは学べない実践的な学びと経験を得られる貴重な機会が拡がっています。

中期インターンシップやFD/SD研修の一体的な実施

若者の地元定着においても、COC+参加校は、滋賀県立大学と一体的に中期インターンシップを導入したほか、地元志向教育の質的向上を図るため、全大学合同のFDSD研修会を開催しています。