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お知らせ

2018.01.24

1/22(月)第12回「経営学序論」を開催しました

『経営学序論』第12回は22日(月)エフォート行政書士事務所代表中島巧次氏を招き、開催しました。中島氏は知的資産経営のエキスパートで、この分野での実績は全国でもトップクラス。

 この講座では中小企業の経営を理解する方法を学びます。そもそも大企業と異なり、中小企業で財務諸表を公開している例は極めて少ない。また、財務諸表が手に入ったとしても、財務諸表は過去の実績と経済価値に引き直すことのできる経営資源のみを計上しているために、企業の本当の実力を測るには情報が少ないという問題があります。

例えば人材であれば、現場での加工技術で他にはまねのできない高い技術を誇る社員がいたとしても、財務諸表ではその価値を表現する方法がありません。他社にまねのできない強固な仕入先のネットワークを保有しているとしても、その価値を表現できません。

 そこで、知的資産経営の活動では経済価値で測れない、その企業の強みとされる資源を発掘し、その資源を生かす経営支援をしているのです。

 講義内容は実戦そのもので、事例を通しての話しは学生にも理解しやすかったのではないかと思います。

滋賀県の中小企業の現状、経営戦略、財務、知的資産経営と幅広く充実していました。印象に残るものとして、学生は就職活動の際に全企業の0.3%しか見ていない(大企業数)、もっと視野を広げ、中小企業にも関心をもってみると良い企業はたくさんある。規模が大きければよい時代は既に終わっている。なかでも滋賀県は老舗企業の輩出率はトップクラス。地理的、歴史的条件はあるものの、裏を返せば市場から見て魅力ある企業が多いともいえる。

特に印象に残るワードとしては「財務諸表が手元になくても、質問内容を工夫することで、対象企業の実態を把握することは出来る」、「良い経営とは飯のタネになる強みを知って、それを磨いてフル活用して強く長い経営をすること」など。

質疑応答では戦略、特に「ペルソナ」、「集中戦略」と他社との「差異化」などが話題に上り、盛り上がったのは言うまでもありません。

次回は株主総会です。ビジネス・ゲームによる経営手腕を問われることになります。