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お知らせ

2018.05.02

4/25(水)第3回「地域中小企業講座」を開催しました

 『地域中小企業講座』は第3回目を4月25日(水)に株式会社アルナ矢野特車代表取締役社長矢野彰一様をお招きして開催しました。

 同社は福岡に本社のある株式会社矢野特殊自動車が2003年に阪急電鉄傘下の企業を譲り受けた企業です。グループ企業の中でも大型の冷凍車部門を担う重要な役割を果たしています。

 M&Aによる相乗効果が発揮された事例といえます。本体の矢野特殊自動車は創業95年、株式会社設立64年の冷凍車や保冷車の分野ではトップシェアを誇る特装車専門業者です。今回も前回に続き、長寿企業が持つ特色を聞くことができそうです。

 同社の創業者は現存する最古の国産乗用車(アロー号)を1916年に開発したエンジニアでした。創業者がエンジニアだったこともあり、同社は技術を強みとする会社です。1958年には国産初の冷凍車を開発製造し、以来60年もの間同社の成長は冷凍車の成長とともにありました。特筆すべきは会社設立以来、バブル崩壊とリーマンショックの一時期をのぞきほぼ右肩上がりに順調に成長していることです。

 製品ライフサイクルが30年、企業の平均生存年数35年といわれる中、60年もの間ほぼ右肩上がりで業績が推移しているのは理由があります。

専門分野に集中していること、完全受注生産、顧客オリエンテッドなどなど同社の強さの秘訣をお伺いしました。

企業において、ある分野に集中特化し、技術力を磨き蓄積させることで、顧客のきめ細かなニーズに対応することができる。結果として顧客満足度を高め、取引先から必要とされるのだ。

質疑応答の時間には工学部の2年先輩の松岡さんにも加わっていただきました。

社長就任までは大手企業の米国駐在で活躍されていた矢野社長、語り口はとてもやわらかく、分かりやすい説明でした。また、ご家族ともに滋賀県の大ファンということもあり親しみを感じました。