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お知らせ

2018.05.09

5/2(水)「地域中小企業講座」第4回目を開催しました

 『地域中小企業講』 4回目は52日(水)近江鉄道株式会社取締役人事部長の川口昌弘様にご登壇いただきました。

 同社は明治29年創業の122年の歴史を誇る老舗で西武グループの傘下にある企業です。

今回も創業122年と長寿企業となるが、どのような経営の工夫があるのか楽しみです。

同社の強みは①社歴に裏付けられた信頼性②社会活動に不可欠な交通インフラ事業③立地条件の良い不動産の保有④湖国滋賀にレジャー施設保有⑤グループ企業の交通ネットワークなどが挙げられる。
 
なお、地方鉄道の抱える課題として、人口減少社会や生活様式の変化(車社会)により鉄道利用者が減少しており、経営を圧迫していることにある。同社も例外ではなく、鉄道事業を他の事業でカバーしているといえる。
 歴史を振返ると同社は経営資源を活用した新規事業を次から次に立ち上げることでライフサイクルのステージのシフトを可能にしてきた。環境変化に対応した事業の多角化は進んでおり、収益構造も大きく変化している。同社の事業は鉄道事業の他にバス事業、不動産事業(主に賃貸事業)、グループ会社として観光レジャー事業、タクシー事業など地域社会のインフラとしてなくてはならない存在になっている。

同社、これからの100年を支えるためにはイノベーションが重要な課題だと川口さんは指摘された。同社は経営資源が豊富でこれまでも新規事業が支えてきた歴史がある。既にあるものの新たな結合がイノベーションの定義だとすれば、同社が保有する資源と他者の保有資源の新たな結合も重要なポイントかもしれない。

 川口さんは人事部長らしく、意見交換会のテーマは『皆が地元定着を選択する要件は』というものであった。イノベーション人材の存在が企業にとって鍵になるということのようだ。

恒例の車座意見交換には県立大人間文化OGの島川さん、工学部OBの橋本さんにもご参加いただいた。