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お知らせ

2018.06.13

6/6(水)第9回「地域中小企業講座」を開催しました

 『地域中小企業講座』第9回目は6日(水)に、日本ポリスター株式会社代表取締役高井文彦さんと同社技術部の阪口さん(本学工学部1期生)をお迎えしました。

 同社は湖南市に本社工場を置く、包装機械の専業メーカーです。小型包装機を強みとし、最近ではユーザーニーズにきめ細かに対応する過程で高付加価値化や大型包装機へ参入しており、さらに、自動制御技術の導入により、包装全体の生産性の向上にも貢献している。

 生産は100%受注生産で、食品メーカーを主要顧客とするものの、市場での消費者の嗜好の変化などの情報も収集し開発に生かすとのことでした。また、最近は包装のニーズは衛生面にとどまらず、商品を美しく見せるためのデザイン性も重要なポイントになる。

 顧客の多様化し、高度化する要求に対し、きめ細かに対応することで、同社には包装技術の蓄積が進んだ。特に、自動側長システムPAMSPolystar Auto Measure System)は同社が開発した独自の技術である。同じラインに長さの異なる製品を複数流しても、自動で製品の長さを測り、フィルムを最適な長さにカットし包装するという、従来にはない画期的なシステムである。我々が店頭で見る野菜やパンなどは、形や長さがバラバラでもしっかりフィルムで包装されている。これらは全てではないが、人手によるものではなく、自動化機のなせる技だったのです。

 アジアを旅すると食品がむき出しのまま、売りに出されているのをよく目にする。食品包装の役割が、商品を清潔に保つことと、美味しく見せることであるとすれば、今後経済成長著しいアジアにおいて、包装機の需要が高まることが予想されます。

 同社は、上海に生産拠点(現地法人)を有しており、中国の需要にも既にきめ細かに対応している。今後は、東南アジアや南アジアの国々の経済成長で、包装機の需要は高まりそうである。

 講義の最後に、OBの阪口さんも入って質疑応答を行いました。