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お知らせ

2018.07.23

7/18(水)「地域中小企業講座」最終回を開催しました

 『地域中小企業講座』最終回は、県立大・学生支援室の高松先生にご登壇いただきました。

「キャリアデザインについて考えよう」がテーマで、「仕事や生活を含めて自分の生き方をデザインする重要性が増している」との話から始まりました。

    雇用環境

少子高齢化や経済・産業のグローバル化などによる社会の変動により、日本型経営の特徴の一つであった終身雇用制が崩れ、雇用の流動性が起きている。したがって、企業に就職すれば定年退職するまで安泰というシナリオはありえないことを前提に、学生自らがキャリアデザインを描くことが課題となっている。

 日本の労働生産性は先進国の中において非常に低い(OECD加盟国20位)。

人口減少の中、GDPが細る危機が迫っている。国で議論されている「一億総活躍社会」、「働き方改革」、「高度プロフェッショナル制度」などは就労人口を増やし、労働生産性をいかに上げるかという議論と重なる。労働生産性=付加価値(GDP)/(労働量×時間)で算出できる。したがって、労働生産性を上げるためには、高付加価値の製品やサービスをいかに創造するか、労働の質を上げると同時に、労働時間をいかに短縮するかにある。国や企業はこのために前述した施策に取り組んでいる。

※日本の労働生産性OECD加盟国中20位、米国6位、ドイツ8位、フランス9位

    3年以内3割の離職率

 次に、クローズアップされているのが、就職したとしても、「卒業後3年以内の離職率3割」の問題である。理由として考えられているのは、①労働条件②人間関係③仕事内容が合わないということが指摘されている。企業としても人材育成として多額の投資をしているにもかかわらず早期の退職は、機会費用も加えると社会全体でも多額の損失になる、この問題は正規雇用、非正規雇用の格差の要因としても考えられる。

また、このことは大学の社会人基礎教育の強化の議論に影響を与える。

    受講生へのメッセージ

県大生の就活スケジュールや本学のキャリア教育、就職支援体制、キャリアデザイン室からのメッセージとして、以下のとおり様々有用なアドバイスをいただいた。

・学び方を身につけよう、知識を活用できるようにしよう

・好きな科目を得意科目にしよう

・広い分野の書籍をたくさん読もう

・幅広い人間関係を築こう

 最後に、質疑応答で締めくくった。1年次生も参加しているなか、自身のこととして捕らえることは難しいかもしれないが、早めの就職対策は専門科目の習得とあわせ重要と思った。