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お知らせ

2018.10.10

10/8(月祝)第2回「経営学序論」を開催しました

 『経営学序論』第2回目は講義ガイダンスで、講座の目的と第1回目から15回目までの内容について俯瞰した。

グローバル化の波に逆流するような政治や社会の動き、資本主義経済の変化など、現代は変動幅が大きく曖昧で混沌としている。このような時代を生き抜くためには国や会社・組織等に依存せず、自ら問題の本質を見抜き、課題解決に向けて行動を起こすことが重要である。

そのために、起業家や経営者が持つアントレプレナーシップと経営のスキルが、諸課題を解決する道具として役に立つと考えている。

本講座は座学(1/3)、ビジネスゲーム(1/3)、ケーススタディ(1/3)の比率で運営するが、70%は経営者の立場でものを考えるメニューになっている。理論のみでもなく、理論先行でもなく、まず、経験をすることで気づきと疑問を持ってもらうことが重要だと思っている。

今回は時代背景として、世界的にグローバル化の流れに反し、右傾化と独裁体制の弊害が国際社会や経済を混乱に陥れ、不確実性と複雑化を助長している現実の問題に触れた。

①アメリカファースト②米中貿易戦争(輸入関税)③難民問題、国内では①国の借金(国債発行残高)②消費増税(来年度8%⇒10%)③安全保障などを挙げてみた。

学生からは国の借金の問題に関し、意見を聞くことができた。「国のバランスシートで考えれば、そう大きな問題にすることはないのではないか」「国家と国民の関係を考えると国のために国民がある程度の犠牲を払うことは容認できる」「税負担も国民のためのものであれば納得がいく」などの意見があった。

その他、企業分析では、ユニクロを運営している「ファーストリテイリング」と「ZOZO」の経営比較をし、経営の今日的課題についても触れた。

このように、現実に発生している問題を提議し、本質を突く議論はとても有効であると思われ、今後とも講義を通じ投げかけていきたい。

次のテーマとしては、資本主義が大きな転換点にあるというテーマ、通貨を介さないで決済が行われる非貨幣経済が注目を浴びている。今年5月に西安を訪問した際にも、いたるところでQR決済が浸透しているのを目の当たりにした。貨幣を通さない取引にはメリットも多く、今後かなりのスピードで浸透していくと思われる。

ベネズエラのハイパーインフレと貨幣不足による物々交換の話題には皆唖然としていた。

今回は『経営学序論』を俯瞰する形でざっくりと流したが、来週からはビジネスゲームの説明と、ゲームに必要な経営の基本的な考えに触れたい。