このエントリーをはてなブックマークに追加
Google+
Facebook

お知らせ

2018.11.19

『経営学序論』第7回目を11月12日(月)に開催しました

 『経営学序論』第7回目を11月12日(月)に開催しました。 

今回は、前回に続き「ビジネスゲーム」第3期(最終年度)を実施した。

今期は新たに、仕入れに輸入材を選択できるようにした。したがって、仕入・販売ともに為替変動の影響を受ける。本来実社会では為替予約や通貨オプションなどを使い、為替変動を抑え経営の安定を図るが、ビジネスゲームではそれらを導入していない。

学生には経営環境変化をモニターに映し出されるニュースや市場調査による市場価格、需要変動などの情報収集を生かした経営判断を求める。これらの役割は営業部長や情報部長が担う。役割分担の明確さやリーダーシップ、コミュニケーション能力、チームワークによって業績に大きく差が出る。

 前期は残念ながらB社は債務超過に陥り事業を断念した。負債総額5百万円、ゲームとはいえ気が重い。本人たちは真剣に経営を考えて行動した結果であるので、内心ショックであろう。

ただし、社会勉強のまたとないチャンスであり、債務超過の破たん処理をどのように行うか。①自己破産あるいは特別清算で会社を整理し社長以下社員は全員転職させる。②負債処理、新資本金は別途考えるにして再チャレンジさせる、など逡巡した結果、本人たちとも相談し、株主や銀行には泣いてもらい特別清算し(通常は難しい)、再チャレンジすることにした。

 A社はV字回復を果たした。繰損解消と借入金全額返済をして3期を終わった。A社ほど1期を経てリーダーシップやコミュニケーション、チームワークの重要性を感じたチームはなかった。CD社は引き続き順調を持続した。特にC社は4名と人数が少ない中、もっとも生産性が高かったチームであり、3期は売上高で参加チームの過去最高額を記録した。利益の計上額も半端でなく、企業価値をさらに高めたことは言うまでもない。

社員に声をかけた「他社からヘッドハンティングされるよ」、曰く「高額報酬を提示されてもこの会社で働きたい」と目を輝かせた。自社をブラック企業と揶揄しながらも自己実現をかなえさせてくれるC社はどのような経営をしていたのか、レポートが待ち遠しい。

 いよいよ再来週は「株主総会」、自社の経営を振り返り、株主にアピールする場でもあり、配当金を巡って対立する場でもある。