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お知らせ

2018.12.13

12/10(月)第10回目「経営学序論」を開催しました

『経営学序論』第10回目を1210日(月)に開催しました。

本日は、ビジネスゲームや株主総会で得た経験や知識で現在の社会的課題を考える時間にしました。

まず第1点は、「我が国の財政状況」と「国の借金(国債)」問題をテーマにしました。

歳入・歳出構造と人口動態、社会保障費の推移から、この問題は簡単に解決できる問題でないことは一目で理解できます。そのために国としては何をすべきか、我々国民として、個人としてどうするのかについて、自らの意見を持つことが重要です。

学生からは「年金支給開始年齢の引き下げ」「健康寿命の延伸」などなどの意見が出た。

来年10月に実施される「消費税増税」、国会での審議も難航した「改正出入国管理法」、「働き方改革」なども直接的間接的に関係あるのです。議論されているこれらの課題について、その背景にあるものをしっかりと理解しないでは解決策も的外れとなります。

第2点は「資本主義(市場経済)」の問題について考えました。

90年代社会主義体制が崩壊し、各国は市場経済を導入し短期間の内に急速な経済発展を遂げました。しかし、市場経済は強者と弱者で大きな経済的格差をもたらし、大きな社会問題となっています。経済は人々が豊かに幸せに暮らすといった役割を担っています。

フランスの経済学者ピケティは『21世紀の資本』を著し、200300年前の税務署の資料などからr(return)>g(glowth)を導き出しました。手短に言えば資産から得られる利益は賃金を上回るということであり、資産家は労働者よりも経済的なアドバンテージを持っているということ。この経済格差を膨大なデータから検証したことになります。

ビジネスゲームのモデルを使って計算しても、株主の利益(r)が7,500千円、賃金(g)2,700千円となりr>gと同様の結果となりました(たまたまではあるが)。

他に競争原理がエンジンになる市場主義経済のメリット・ディメリット、対する計画経済のメリット・ディメリットについてゲームで実感したことを話し合いました。