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お知らせ

2018.12.26

12/17(月)第11回「経営学序論」を開催しました

 『経営学序論』第11回目は1217日(月)「ケース・メソッド1」に近江化成工業株式会社代表取締役小林清様をお招きし開催しました。

ケース・メソッドは実際の企業経営を事例として取り上げ、事例に出てくる重要な判断や意思決定の局面を切り取り、参加している学生に「君達が同社の経営チームだと仮定したらどのように判断し意思決定するのか」を検討してもらうものです。

 参加学生は単純モデル化したものとは言え、3期に渡るビジネス・ゲームと株主総会を経て、マネジメントについて、リーダシップ、意思決定、チームワーク、コミュニケーションの重要性や経営者の役割や苦労などの理解が進んでいます。

ケース・メソッド1では近江化成工業株式会社の事例を取り上げ、「皆さんが経営チームだと仮定して、同社を安定軌道に乗せるために、経営者としてどのような舵取りをするのかを考えよ」という課題に取り組みました。

 各チームの検討結果の発表では、ビジネス・ゲームでメーカー経営に取り組んだ学生だけに、同社の加工技術の強みを活かした新製品開発戦略に集中した。その中でも詳細は示されなかったものの、製造・販売一体化させて不付加価値を上げるとしたチームがあった。

実際の経営ではどのようにハンドリングされたのか。小林さんの説明が続く、同社は創業以来、下請け製造業として十分に利益を上げることができた。しかし、徐々に下請け製造業では利益を確保することが難しくなっていると、その理由について、小林さんは流通の「スマイルカーブ」を示し、川上の開発と川下の販売・サービス部門の収益性が高く、製造組立て部門では収益性が低いとの説明をされた。

同社はBtoB(法人向け)からBtoC(個人向け)に大きく方向転換を図り、開発から製造・販売まで一貫した経営体制に変えることで、事業の成長を実現させている。

 小林さんは事例を紹介しながら、経営学の理論にまで言及したわかりやすく説明いただいた。