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お知らせ

2019.06.27

6/23(日)第3回COC+成果報告フォーラム「滋賀で輝く働き方フォーラム」を開催しました

 第3回COC+成果報告フォーラム(滋賀で輝く働き方フォーラム)を6月23日(日)13時30分から「コラボしが21」大会議室で開催しました。当日は休日にもかかわらず、多くの来場者を迎えることが出来ました。


 第一部の基調講演に宮川バネ工業株式会社代表取締役の宮川草平様にご登壇いただき、第二部のパネルディスカッションでは地元企業に勤務しているOBや地元企業に内定している県立大学の学生に登壇してもらい、本学地域共生センターの上田講師の司会で「企業と学生がツナガル場づくり」をテーマに活発な意見をいただきました。

 COC+事業は平成27年度に文部科学省の採択を受け、今年度で最終年度を迎えます。近年、少子高齢化や東京一極集中の流れを受け、地方は経済活動や地域活動の担い手である若い労働力の減少により社会の持続性が担保できない状況に陥っています。そのような課題解決のために、地域に雇用を創出し、若者の地元定着を促し、地方創生を推進する目的で県内6大学、滋賀県、産業界が協働して取り組んでいるのがCOC+事業です。
 学生の地元志向を強化するための教育プログラムの改革と中期インターンシップや企業と学生のマッチング機会の創出、雇用創出(アイデアコンテスト)の3つを取組の柱としています。

 宮川社長の基調講演では、印象に残る言葉が数多くちりばめられていました。
「採用活動は経営者の固有の仕事でなければならない。経営者の仕事は会社の未来をつくることであり、採用活動は未来を創る活動そのもの」
「採用活動も営業活動と同じ。大手と同じようなやり方で戦わない」「経営者と直接話をすることで『この人の下で一緒に働きたい』と思ってもらえるのが中小企業の強み」
「企業は何のために新規採用するのか、それは人を教育するために他ならない。地域で活躍する人を育てる。そうすれば地域が活性化し、回りまわって自社のためにもなる。」などなど。
採用活動においては、資金を使って大手の土俵で戦わなくとも、工夫次第で中小企業の優位性を生かした採用のやり方はいくらでもあるとの示唆をいただきました。

 パネルディスカッションでは、中期インターンシップに参加して、経営者と直に話すことが出来たことや、先輩社員たちとも打ち解けてコミュニケーションが取れたことなどが内定承諾の決め手になったこと。「近江楽座」などに参加しているうちに、人脈が形成されて地元から離れられなくなったなどの話を伺うことが出来ました。
 COC+事業には数値目標が設定されています。令和元年度(事業最終年度)の地元就職率39.8%(平成26年度比10ポイントアップ)と現段階では目標到達には遠く及びませんが、地域教育やCOC+で新設したSEコースの受講者、アイデアコンテストの参加学生のアンケート、ヒアリング調査では「意識の変化」が確実に表れています。今後、この取組を大学、企業、自治体が三位一体で継続することで、5年後10年後には流れが大きく変わるのではないかと希望の持てるフォーラムであったように思います。