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お知らせ

2019.11.20

11/18(月)『MBA入門』第6回目を開催しました。

 今回は、来週の株主総会を控え、各社に分かれ、経営実績の反省と来年度に向けた事業計画、投資計画、株主配当に向けた経営会議開催が主題です。

 今回はB社、D社、E社の動きが特殊で、その経営戦略などについて深堀りしてみることにしました。

 本講座は、ゲームを通してビジネスはどのような原理原則で動くのか体験してもらい、体験での気付きを材料に、経営学の理解を深める手法を採っている。したがって、受講生の気付きの質と量で講座の価値や方向性が決まる。

受講生の気付きはレポートにしたためられ、質問に変換される。その気付きに対し説明を加え、受講生本人に返却する。質問や気付きが多かった内容については講義中にフォローする。これの繰り返しを行っている。

 さて、話をビジネスゲームに戻そう。

わずか3期の実績で各社の経営成績の格差は拡大したものの、今年度は最終的に経営破綻が1社もなく、V字回復を果たし「ご苦労さん、よかったね」と声をかけあった。

さて、各社の評価に入ろう。2期まで堅調に市場を牽引していたB社が3期目に失速し、2期目まで大きく出遅れていたD社が一気に売上・利益ともにトップを独走し、株価、企業価値で各社を引き離した。D社は3期目に入る前に商品の絞り込み、生産方法の工夫など経営計画をしっかりと作りこんでいた。

E社は1期目に生産活動が滞り債務超過に陥り、経営破綻寸前までになったが、2期目は経営破綻を回避するために、メインの八坂銀行から役員が送り込まれた。2期目に期間損益黒字を達成するが、債務超過を脱することはできなかった。しかし、生産・販売体制も軌道に乗ってきたとの判断から銀行からの役員は非常勤取締役となった。3期目は人件費削減などのリストラにもめげず、全社一丸となって、本業に注力したために順調に進み、債務超過も解消し、財務部長の念願であった借入金も全額返済となった。

そのほかの3社も創業から3期目を経て、生産体制・販売体制も整い、安定的に収益を計上するまでになった。

 戦略や方針を明確にし、それをゲームで実践しているチームは、即座に業績に反映する。

業績が堅調に推移している企業も、そのことに慢心し努力を怠ると、それも即座に業績に反映する。

 さて、ゲームでは単純なモデルを通して、市場主義経済や資本主義の本質も含め経済・経営の多様な気付きを得た。受講生にはこれから新聞やニュースを通して発信されるさまざまな課題に対し、興味を持って自分の考えを整理し、主張する訓練を継続してほしい。

 社内会議に耳を傾けていると、「次年度計画に社内旅行?・・・」学生らしい。